新社会システム総合研究所 セミナー情報

No.S16139 デジタル&ブロードキャスティング戦略特別セミナー
在京5局の放送コンテンツ海外展開最前線
 

セミナー要項
開催日時 2016年4月26日(火)午前10時〜午後5時
会場 御茶ノ水トライエッジカンファレンス
東京都千代田区神田駿河台4−2−5 御茶ノ水NKビル(トライエッジ御茶ノ水)11F
受講料 1名につき 39,800円(税・昼食代込み)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 34,800円(税・昼食代込み)
備考:
 
重点講義内容
<1>【基調講演】 放送コンテンツ海外番販の現状と今後
青山学院大学 総合文化政策学部 教授
内山 隆 (うちやま たかし)氏
【10:00〜11:00】

活発なコンテンツ振興策のもとで、わが国放送番組、映画の輸出は順調に伸びている。ひとつのきっかけとして政府政策の存在があったといえ、近年の動向をまとめる。さらに将来を見据えたときに、世界での大きなパラダイムシフトであるネット配信の勃興に対しても、今後備えていかなければならない。それは単なるアウトレットとしてのみならず、有力なコンテンツサプライヤー、つまり競合者としてのそれである。

1.躍進する日本の映画・放送番組輸出
2.政府支援制度の振り返り、その動向
3.無視できなくなったネット配信事業者
4.放送にまつわる新しい技術の影響
5.質疑応答/名刺交換
<2>NHKグループのコンテンツ海外展開と今後の展望
日本放送協会 関連事業局 専任部長
山本 浩 (やまもと ひろし)氏
【11:05〜12:00】

コンテンツ展開をめぐる国際競争が一段と激しさを増す中、NHKグループはアジアの地上波放送局とタイアップし、独自のスキーム開発を進めている。現地の言葉へのローカライズ、プロモーション、コンテンツ関連イベント、放送枠の確保などについてどのように取り組んでいるのか、具体的事例をあげて紹介する。

1.コンテンツ展開の主戦場、アジア
2.日本が直面するコンテンツ展開、3つの課題
  〜ローカライズ、プロモーション、プライムタイム放送枠確保
3.ミャンマーの地上波放送局とタイアップ
  〜放送連動大型イベント
4.フィリピンの地上波放送局とタイアップ
  〜「あまちゃん」を売り出す
5.ベトナムの地上波放送局とタイアップ
  〜教育専門チャンネル
6.質疑応答/名刺交換
昼食・休憩【12:00〜13:00】
<3>日本テレビグループの海外戦略
日本テレビ放送網(株) 海外ビジネス推進室 海外事業部 担当部次長
西山 美樹子 (にしやま みきこ)氏
【13:00〜13:55】

日本テレビ内に海外ビジネスに特化した局が誕生してから丸3年。海外への番組販売に加え、海外新規ビジネスへの模索を始め、いくつかの取り組みに挑戦してきている。昨年は、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンと合弁会社を設立し、東南アジアに新チャンネル「GEM ASIA」を開局。同時に、シンガポールに現地法人も置くこととなった。一方、総務省事業を通じて、マレーシア・フィリピンにて地方活性化を支援する番組を制作。さらには、Huluで海外ドラマのリメイク制作、台湾では海外初のアンパンマンショップオープンなど。こうした一連の新たな取組みを紹介する。

1.放送局が取り組む海外新規ビジネス
2.「GEM ASIA」とは?
3.コンテンツとインバウンド戦略
4.あらゆる可能性への挑戦
5.質疑応答/名刺交換
<4>インドにおけるコンテンツビジネス展開 〜アニメから新規事業へ
(株)テレビ朝日 総合ビジネス局 国際ビジネス開発部 アジア戦略担当部長
中井 幹子 (なかい もとこ)氏
【14:00〜14:55】

当社は、2005年に「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」などの人気アニメ作品でインドに進出。あれから10年...当時は、「イ、インド??」、今では「インド!」である。最初はキッズ向け専門チャンネルで放送。それ以来、オリジナルグッズの販売、イベント開催、劇場での映画上映、ついにはインドのプロダクションと新作を制作するに至っている。2015年には大手メディア会社ZEEL社と協力協定を締結。インドビジネスの可能性を広げている。

1.なぜインド?
2.インド進出の足掛かりは「アニメ」
3.なぜ日本のアニメがウケるのか?
4.ワンランク上のアニメビジネスを目指して
  〜「コンテンツ販売」から「制作」へ
5.新たなインドビジネスにチャレンジ
  〜インドZEEL
6.質疑応答/名刺交換
<5>TBSテレビのコンテンツ世界展開と今後の展望
(株)TBSテレビ メディアビジネス局 海外事業部 担当部長
杉山 真喜人 (すぎやま まきと)氏
【15:05〜16:00】

半世紀以上に及ぶ世界展開の歴史を持つTBS。自社展開の歴史と現状、グローバルコンテンツ化した作品の数々、そして、加速度的に大変貌を続ける世界のメディアビジネスやコンテンツ市場の中での今後の戦略と展望を紹介する。

1.TBSコンテンツ世界展開の歴史
2.フォーマット番販の足跡
  −TBS発のグローバルコンテンツ
3.世界で人気沸騰『SASUKE』展開例
4.TBSコンテンツ世界展開の現状
  −番販からマルチ展開へ!
5.日本コンテンツ世界展開における課題
  −世界から日本を見ると…。実はアジアでも苦戦中?
6.世界の潮流と今後の展望
7.質疑応答/名刺交換
<6>日々激変する国際コンテンツビジネスでのフジテレビマル秘戦略
(株)フジテレビジョン 国際開発局 事業開発部 企画担当部長
藤沼 聡 (ふじぬま そう)氏
【16:05〜17:00】

技術の進歩に伴い日々激変をする国際コンテンツビジネス。番組販売、フォーマット権販売、ドラマリメイク権販売、国際共同制作と常に新しいビジネスへのチャレンジを続けてきたフジテレビ。今後のキーワードはズバリ「異業種との融合」。その戦略をご紹介する。

1.時代が変わっても本流であり続ける「番販ビジネス」
2.IPホルダーが世界を制す「ドラマリメイク権ビジネス」
3.可能性は無限大、国境知らずの「フォーマット権販売ビジネス」
4.敵ではなくパートーナーだと思え「配信権ビジネス」
5.いかに離れた人と対等に組むかが勝負「異業種コラボレーション」
6.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
内山 隆(うちやま たかし)氏
青山学院大学総合文化政策学部教授。専門は「映像コンテンツ産業の経営戦略と政府経済政策」。1994年 学習院大学大学院経営学研究科博士後期課程満期退学、同年 千葉商科大学商経学部専任講師、助教授、教授を経て現職。この間、(財)電気通信政策総合研究所(現(一財)マルチメディア振興センター)嘱託研究員、慶応義塾大学新聞研究所/メディアコミュニケーション研究所・研究員、フロリダ大学訪問研究員、特定非営利活動法人映像産業振興機構理事、日本民間放送連盟研究所客員研究員、総務省情報通信政策研究所特別上級研究員、公益財団法人情報通信学会副会長等を兼務。
山本 浩(やまもと ひろし)氏
現在はNHK関連事業局専任部長。1986年 NHK入局。報道局国際部、カイロ支局、ヨーロッパ総局(ロンドン)駐在を経て、2004年から経営企画室、関連事業局でコンテンツ国際展開業務を担当。BEAJ(放送コンテンツ海外展開促進機構)運営委員。
西山 美樹子(にしやま みきこ)氏
日本テレビ放送網(株)海外ビジネス推進室海外事業部担当部次長。1990年 日本テレビ入社。報道局にて外報部・政治部・番組部などで記者・ディレクターとして勤務。オックスフォード大にロイター通信奨学金で1年留学。2005年 同情報局にて「ズームイン!!SUPER」などのプロデューサー。2012年より国際事業部を経て海外事業部に。2014年5月まで海外番販統括、6月より同部にて新規ビジネス統括に。
中井 幹子(なかい もとこ)氏
1993年にテレビ朝日(当時、全国朝日放送(株))入社。編成局契約著作権部、編成部を経て、国際局国際業務部(当時)へ異動。台湾・香港等、主にアジア向けにドラマや歌番組の販売、番組の企画(フォーマット)やアニメのセールス業務に携わる。現在、総合ビジネス局国際ビジネス開発部アジア戦略担当部長。
杉山 真喜人(すぎやま まきと)氏
1988年 上智大学外国語学部比較文化学科(現:国際教養学部)卒。同年 (株)東京放送に入社。報道局報道アナウンス部に配属。1991年 報道局、国際ニュース・センター(外信部記者、海外取材、番組ディレクター、プロデューサー等を担当)。1995年から事業局映像事業センター(現:メディアビジネス局海外事業部)、現在に至る。海外番組販売、フォーマット(『SASUKE』、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『風雲!たけし城』etc.)、メディア・国際関連事業、著作権/政府省庁交渉、等多数。現在、メディアビジネス局海外事業部担当部長(総合チーフ)。
藤沼 聡(ふじぬま そう)氏
1992年 早稲田大学政治経済学部卒業。同年 (株)フジテレビジョン入社、情報企画室社会情報部配属(情報番組ディレクター)。1999年 営業局ローカル営業部配属。2001年 編成制作局バラエティ制作部配属(バラエティ番組ディレクター、プロデューサー)。2011年 編成制作局編成開発部(現:国際開発局事業開発部)配属、ゼネラルプロデューサーとして海外向けフォーマットの開発、販売、共同制作等を担当。2015年 国際開発局事業開発部企画担当部長、海外向け番組販売、リメイク権/フォーマット権販売、国際共同制作、海外出資等、フジテレビの海外ビジネス戦略全般の責任者。