新社会システム総合研究所 セミナー情報

No.S16111 ブロードバンド&グローバル戦略特別セミナー
【ドワンゴ/NTTデータ/リクルート】
人工知能の研究開発動向とビジネス戦略
〜AIからAGIへの進化、NTTグループの最新事例、海外大物アドバイザーとの共同研究〜

セミナー要項
開催日時 2016年4月21日(木)午後1時〜午後5時
会場 AP品川
東京都港区高輪3−25−23 京急第2ビル
(03)5798-3109
受講料 1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,400円(税込)
備考:
 
重点講義内容
<1>汎用人工知能技術の進展とその可能性
(株)ドワンゴ ドワンゴ人工知能研究所 所長 
(一社)人工知能学会 理事
(特非)全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 代表 
山川 宏 (やまかわ ひろし)氏
【13:00〜14:10】

 現在の人工知能(AI)は、特定の課題においてはしばしば人間の能力を上回り、これは特化型人工知能とよばれる。対して人間のように多様な問題解決が可能な汎用人工知能(AGI)は、AIの萌芽期である1960年当時からの目標でありつつも、長年にわたりその開発は困難であった。しかし、深層学習などをはじめとする技術発展に後押しされ、AGIの実現の可能性が高まり、現在は、国際的にもAGIを目指す研究組織が増えてきた。また我々は、発展の著しい神経科学知見を取り込んで、AGIを目指す全脳アーキテクチャ・アプローチからの研究開発をNPO法人として促進しており、今回は技術動向とあわせて紹介する。

1.汎用人工知能(AGI) 
2.全脳アーキテクチャ 
3.特化型人工知能
4.深層学習(ディープラーニング) 
5.コネクトーム 
6.質疑応答/名刺交換
<2>NTTデータの人工知能とビジネス活用の取組みについて
(株)NTTデータ 技術開発本部 
サービスイノベーションセンタ 
AIソリューション推進室 室長
城塚 音也 (しろつか おとや)氏
【14:25〜15:35】

 近年、人工知能は、ビジネスや社会を大きく変えるテクノロジとして、幅広い業界から注目を集めている。NTTデータは早くから人工知能の可能性に注目し、NTT研究所の開発した世界トップレベルの人工知能関連技術を活用した新たなサービスやソリューションをお客様に提供してきた。
 本講演では、人工知能がどのようにビジネスや生活の中で活用できるか、NTTデータの取組み事例を交えながら紹介すると共に、われわれが目指す人工知能による新たなビジネス、社会の未来像を説明する。

1.NTTデータについて
2.人工知能をめぐる状況 
3.NTTデータの取組みの方向性
4.NTTデータの人工知能活用事例 
5.人工知能の今後の展望 
6.質疑応答/名刺交換
<3>リクルートAI研究所、その秘密に迫る
(株)リクルートホールディングス 
Recruit Institute of Technology推進室 室長
石山 洸 (いしやま こう)氏
【15:50〜17:00】

 2015年4月、リクルートがAI研究所をスタートさせた。元Google Researchのアロン・ハレヴィが研究所トップに就任。CMUのトム・ミッチェル等の海外の大物アドバイザーと共同研究を開始、汎用機械学習プラットフォームDataRobotへの出資。世界最大のデータサイエンティストコミュニティである「Kaggle」との国内初となるデータ予測コンペティションの開催。リクルートはいったい何を始めようとしているのか。
 本講演では、謎に包まれたAI研究所の設立背景と具体的な戦略について解き明かす。

1.リクルートAI研究所の設立背景
2.アドバイザー陣
3.DataRobotによる機械学習の民主化
4.シンギュラリティ 対 マルチラリティ
5.百人百色の人工知能
6.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
山川 宏(やまかわ ひろし)氏
1987年 東京理科大学学部物理学科卒業。1989年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。1992年 東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。1992年 (株)富士通研究所入社。1994年 同社から通産省リアル・ワールド・コンピューティング・プロジェクトつくば集中研に出向。1997年 (株)富士通研究所に帰任。2014年 (株)ドワンゴ 人工知能研究所所長。現在に至る。全脳アーキテクチャ勉強会発起人の一人。汎用人工知能研究会の発起人の一人。専門は、人工知能、特に、認知アーキテクチャ、概念獲得、ニューロコンピューティング、意見集約技術など。工学博士。
城塚 音也(しろつか おとや)氏
1988年 東京大学文学部言語学科卒。同年 日本電信電話(株)入社。1989年よりNTTデータ通信(現NTTデータ)にて音声対話システムや知識処理等の人工知能技術の研究開発に従事。1990年〜1991年 米国スタンフォード研究所客員研究員。NTTデータ エグゼクティブR&Dスペシャリスト。現在、NTTデータ サービスイノベーションセンタ AIソリューション推進室の室長を務める。
石山 洸(いしやま こう)氏
Recruit Institute of Technology推進室室長。大学院在学中に修士2年間で18本の論文を書き、アラン・ケイの前でプレゼン。博士過程を飛び越して大学から助教のポジションをオファーされるも、リクルートに入社。雑誌・フリーペーパーから、デジタルメディアへのパラダイムシフトを牽引。リクルートとエンジェル投資家から支援を受け、資本金500万円で会社設立。同社を成長させ、3年間でバイアウト。その後、メディアテクノロジーラボの責任者を経て現職。