新社会システム総合研究所 セミナー情報

No.C15014 デジタル&ブロードキャスティング戦略特別セミナー
【クラウドTV元年】
CES2015報告とテレビのネット配信の行方
〜テレビのメディア価値向上のためにどう対応するべきか〜

要項
収録日 2015年1月21日(水)
代金 32,400円(税・送料込)
ページ数  
備考:
 

商品に不具合があった場合を除き、返品はお受け致しかねますのでご了承ください。
収録内容
【内容】
収録時間 約2時間24分
テキストデータ(PDF形式)のCD-ROMつき
【動作環境】
DVD‐VIDEOは、映像と音声を高密度に記録したメディアです。DVD‐VIDEO対応プレーヤーで再生してください。パソコン等に搭載のDVD-ROMプレーヤーでの動作は保証しておりません。このDVD‐VIDEOを権利者に無断で、複製・放送・有線放送・上映・レンタル(有償・無償問わず)することは法律で一切禁止されていますのでご注意下さい。
重点講義内容
合同会社江口靖二事務所 代表
デジタルメディアコンサルタント
江口 靖二 (えぐち やすじ)氏
 本セミナーでは、CES2015での技術的側面としての4Kと、サービス的側面のクラウドTVを中心に報告と検討を行う。考察にあたっては、欧米の状況を踏まえつつも、日本ではどうなるか、どうするべきか、何が現実的かという視点に重点を置く。

【2015.1.13追記】
CES2015という展示会では、テレビはもはや主役の座をクルマ、IoTなどに譲り渡したと見るべきだ。そうしたテレビの世界では、4Kはもう当たり前になり過ぎると同時に、8Kには時期尚早だ。テレビに関しては、8Kが本当に来るという確信は、会場内のどこにもない。そこで次のネタとして、CES2015ではテレビに関して2つの方向性が示された。一つはハイダイナミックレンジや色空間表現のような、映像表示装置としてのテレビの原点に戻った部分と、もう一つは未だままならない、第二世代?ともいえる、スマートなテレビの実現のための新OSの採用だ。前者は從來どおり、粛々と継続するだけのことであり、後者がどうなるのかは、まだ道筋が見えない。これに関する個人的な考えを、いまの日本のテレビで(地上波局のことと限りなくイコール)密かに進められている話とリンクさせて、可能な限りセミナーで話してみたいと思う。
結論は明確で、第二世代スマートテレビは日本のテレビには何ももたらさないし、かと言ってこのままでは代わりになるものも登場しない。これは最悪のストーリーではないだろうか。

【2015.1.7追記】
 テレビはもはやCESの主役ではなくなり、変わって自動車、デジタルヘルス、フィットネス、スマートウォッチ、3Dプリンタが昨年の数倍以上の規模で展開されている。こうしたコンシューマエレクトロニクスの状況を報告したい。 
 ではテレビに目を向けてみると、4K自体をアピールする会社はもうどこにもない。AndroidTVはソニー、シャープなどが実機を展示した。その使い勝手とともに、各社の扱いが非常に興味深いので、そのあたりを考えてみたい。またパナソニックはFirefox OSを、サムスンはTizenを、LGはWebOSを採用した。これについても言及してみたい。なおPlayStation Vueはプレスカンファレンスでは言及があったが、実際の展示がなかった。

<1>CES2015の展示概要とポイント
 2015年の注目ポイントはAndroidTVだ。複数のメーカーがAndroidTVを搭載した製品を発表すると思われる。その全貌と使い勝手、将来性について日本での場合を想定して紹介する。
 CESでの展示内容は即日インターネットのニュースで速報されるのでそちらをご覧いただくとして、ここではこうしたファクトやスペックだけでは見えてこない、その市場性や、その先に見え隠れするものを、14年連続で参加している定点観測的な視点も含めてお伝えしたい。

<2>CES2015の日本の放送業界的なポイント
 すでに衛星とケーブルテレビで放送が始まった4Kについては、日本の場合は地上波の扱いが不透明なままだ。店頭には4Kテレビしか並ばない日も近いとすると、日本のテレビ局はどう対応するべきなのか。インターネットが有力な伝送路になっていくのだろうか。8Kまで含めて、局内施設やマスター更新はどう対応するべきなのかについて考えてみる。

<3>CES2015の日本の家電メーカー的なポイント
 映像関連サービスにおいて、「モノ」でどこまで差別化や優位性を得られるのか。コンテンツやサービス、ソフトウエアにどこまで手を入れればいいのか。メーカー的なビジネスポイントを指摘したい。

<4>4Kが普及するために必要なこと
 コンシューマー市場はもちろん、放送業界でも世界的に4K化の流れは確実なものとなってきた。アナログからデジタルに移行するために要した時間とコストと比較すると圧倒的に短時間で4K化が実現していく。カメラやテレビなどはコンシューマー機器のほうが4K化が速い。その最新状況と放送業界的な視点で分析をする。

<5>クラウドTV、クラウドDVR
 Aereoが無くなった一方で、ソニーはPlayStation VueでクラウドTVに参入する。日本でも民放連会長の発言、NHKの動き、キー局の見逃し視聴など、じわじわと新しい視聴スタイルへの対応が進み始めた。大事なことはテレビのメディア価値向上という点であり、そのためにクラウドTVをどう扱うべきなのかについて検討してみたい。
講師プロフィール
江口 靖二(えぐち やすじ)氏
1986年 慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験。2000年 AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー。2002年 放送業界専門コンサルティング会社であるプラットイーズ設立に参画し放送通信領域のコンサルティングに従事。2008年 個人でデジタルメディアコンサルタントとして独立。2013年 合同会社江口靖二事務所設立。現在、デジタルサイネージコンソーシアム常務理事。